こま武蔵台自治会 



自治会のあり方検討委員会


役員選挙制度の見直し



 役員選出規程を見直し  自治会あり方検討委員会(第回)を開催。

11月15日(土) 18:00〜19:30に開催され、今回は役員選出についての議論が行われました。その要旨をご報告します。

役員選出制度が変ります(案) 正式には12月度の役員会で詳細検討しますが概要をここでご紹介しますので、ご意見など是非自治会館または役員にお話ください。

項目 現状 改正(案)
地区長の選出 地区毎の班長会議で選出 現状どおり
地区長以外の役員 立候補(推薦候補も含む)制 現状どおり

立候補者が少なく役員定数不足の場合

不足役員は役員推薦委員会で推薦する。

現実には役員推薦委員会では推薦できないケースが多く、殆どは会長またはその意向を受けた人が人脈を辿って役員就任のお願いをしている。

各ブロックから抽選で選出。具体的には

@  新班長予定者の班長会議が開かれる際に、地区長・副地区長のほかに各ブロックから1名ずつ役員候補予定者を選出しておく。但し地区長の出たブロックは免除する。

A  定数不足分をこの役員候補予定者から抽選で選出(最大11名まで)。

B  これでも不足する場合は従来どおり会長・新役員などが適切な人を選んで役員候補者になるようお願いする。

選挙のための組織 選挙管理委員会と推薦委員会がある。

選挙管理委員会と推薦委員会を統合して役員選出委員会とする。

現状規程についての詳細は「こま武蔵台役員選出規程」に記載されています。



このような案にいたった理由は?

役員のなり手が無い    自治会の深刻な問題の一つは役員になる方が少ないことです。

ご承知のように、毎年1月に自治会役員立候補の受付が行われます。そしてこれもまたご存知のように立候補される方は多くて1〜2名しか居られません。役員は最少25名,できれば30名が必要です。このため役員推薦委員会という制度があり、不足する数の役員を推薦する事になっていますが、この制度は実際には殆ど機能していません。

その理由は推薦委員会のメンバー構成にあります。推薦委員会は前年・前前年の地区長で構成されていますが、地区長という役員を1年間経験したとは言え、人脈も少なく役員として相応しい人を探し出すのも難しいし、説得するのも困難です。

結果として、実際は会長を志す人が相応しい人を見つけ、役員就任を説得するという形でやってきました。
会長を志す人はこのために大変なエネルギーを必要とします。

また一人の人の持っている人脈には限度があり、毎年同じメンバーに役員を委嘱することになり、役員のリフレッシュが期待できないのが現状です。

こういう案も?   武蔵台に限らず、どこの自治会も実は役員のなり手が少ない問題を抱えています。

お隣の横手台自治会で役員を抽選で選出しています。役員希望者が立候補する制度は当然ありますが、不足する分を班長さんから抽選で役員になってもらい、その結果、欠員になった班長さんは次の順番の方にお願いしているようです。抽選方式には、まったく新しい人材を集めてくると言う特性があり、いま当自治会に必要な役員のリフレッシュを促進する効果もあります。

あり方委員会としては抽選方式に着目し、上記のような方式が良いのではとの結論になりました。その考え方で役員選出の規程をまとめ、この広報の反響を参考にして、12月度の役員会で再度議論・修正の上承認されれば来年度役員の選出から適用する事になります。

この方法では今までに比べて11名の役員数(ブロック数は18あるが地区長にいるブロックを除くと11)が確保できますが、それでも役員定数は確保できない場合もあります。このため、会長予定者など有志が役員集めに奔走する状況は残りますが、かと言って殆どの役員を抽選で選出することは、役員の殆どが交代すると言う事態も招き自治会の継続性を保たれない恐れもあります。

この方式では地区長を除く役員の約半数が新しい人材で構成されることになり、適度にリフレッシュされることが期待できると考えています。